液状化被害の救済活動 延期 

 

液状化被害の救済活動 延期
 昨日、久喜市議会各会派の代表者による会議で決定した、松本内閣府特命担当大臣(防災)をはじめとする国への久喜市の液状化被害の救済策の直接要請活動が延期になった。

今日の久喜市議会議長からの連絡によると、面会を予定していた17日に内閣委員会が開催され、直接要請活動を予定していた松本大臣や国土交通省、厚生労働省の大臣以下政務官などがこの委員会に出席するので、面会はできない旨が地元選出国会議員から市長に連絡があったという。

市長は、できるだけ早く直接要請活動ができる日程調整を当該国会議員に要請したが、現段階でいつ頃になるか見通しは立たないという。

(ちょい一言)
昨日、決まったことが今日変わる。いったいどうなっているのか。答弁する側(行政)としては、国会審議は優先されるべきものであるので仕方がない。
しかし、他の震災復興支援策が次々と決定し実行されようとしている中、埼玉県の液状化被害の救済だけがポツリと取り残されるようなことがあってはならない。

常識的に考えて、既にかなりの段階に実行が進んだ他の救済策に、後から新たに付け加える形での救済策は難しいと考えられる。この被害自体を風化させず他の復興支援策のメニュー内で同時進行で行うことにつなげるためには、議会・市としても一刻も早い国への要請活動が必要である。
国の状況によっては、優先事項として機動的に動く必要性がある。

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