水防事務組合 昼食代の公費からの二重払いを返還要請へ 

 

水防事務組合 昼食代の公費からの二重払いを返還要請へ
 昨日開催した利根川栗橋流域水防事務組合(3市2町で構成)議会閉会後の議員全員協議会で、平成22年度の議員研修の際に費用弁償を議員個々に支出しておきながら公費から昼食代を支払っていた問題について、改めて組合の方針が報告された。関連記事はこちら
同組合管理者の田中久喜市長からは、今日の同議会開催前に自身と副管理者の間で協議を行った結果、改めて同組合として公費から昼食代の支払いを受けている議員に返還をお願いすることで合意したという。全員協議会では、同組合管理者の田中久喜市長から事務局の不手際で、視察研修に参加した議員に費用弁償を支出しておきながら公費からも昼食代を支払っていたことを謝罪した上で、今日の協議結果を報告した。
今後、この報告にもとづいて参加した議員に昼食代の返還を求めていく。

<ちょい一言>
この問題は、組合を構成する久喜市としてしっかり対応するべきとの一般質問を平成23年11月議会で取り上げた。
その時の市の答弁は、不適切な会計処理があったことを認め、組合に是正と返還を求める方針を示していた。
そして、この方針を受けて今年2月9日に同組合議会全員協議会でも管理者の田中久喜市長と事務局から説明とお願いがあったが、会議は紛糾してまとまらなかった経過があった。
今日は、関係各位の努力もあって同組合の管理者から今後の方針を示すことができた。
また、同組合に多額の予算繰越金が発生する問題についても先の一般質問で組合の構成市の久喜市としての考えを取り上げていたが、今日の同組合議会で基金設置条例が提案・可決した。今後は、繰越金の一部を基金として積み立てて一般会計と切り離して水防倉庫などの整備に回す予定となった。
少しずつ改善に向かっている。

Top