久喜駅東口大通り延伸決定 

 

久喜駅東口大通り延伸決定
 久喜駅東口広場から直線に東に延びる、久喜東停車場線(市道久喜2号線)を来年度以降、東に800メートル延伸し建設中の圏央道側道と接続することが分かった。
一昨日の一般質問(「石川ただよし」の質問)に田中市長が答えた。

久喜東停車場線は、都市計画決定から数十年が経過していた。計画されていた久喜駅東口から杉戸堺までの2010メートルのうち、既に久喜駅東口から「いちょう通り」までの810メートルは完成し共用されおり、「いちょう通り」に突き当たった信号で行き止まりとなっていた。

市は、今回の質問に対し「いちょう通り」の行き止まり地点から東に800メートル、建設中の圏央道側道までを対象として道路を延長することを内部で決定しており、平成25年度には測量と道路設計などを行う予定であることを表明した。
また、合わせて市は今後、地権者の理解と協力を求めることと同地にある「古利根川流域下水道久喜終末処理場」の北側については、自然環境保全地区ということから工事前後も含めて自然環境の保全に配慮をしていく見解を明らかにした。

(ちょい一言)
やっと動き出した。私が議員になってから、これまで多くの議員が延伸を求め質問していた。財政的な問題や地権者の関係など色々な課題があり、なかなか進まなかった延伸だが、ここ数年の圏央道や周辺道路の建設、共用とともに効率的な資本投下のタイミングを捉えて、今回の方針決定に至ったようだ。
今年度になってからも岡崎克己議員、井上忠昭議員も延伸を求めて議会で質問をしてきた。これまでの周辺住民や議員からの要望に加え、状況が整ったことから市が方針を決定したようだ。
市は、延伸部分に隣接する市指定自然環境保全地区(吉羽天神社周辺保全地区)の自然保護は当然として、工事の前後にも自然環境に配慮していくという。道路延伸によって、自然環境と調和した良好な住環境と交通環境の整備による市の発展を期待している。

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